こんにちは!今回は、女性の皆さんにLGBTQについて知っておいてほしい10のポイントをご紹介します。性の多様性について理解を深めることは、誰もが自分らしく生きられる社会を作るために欠かせません。でも、LGBTQについて何となく知っているつもりでも、実は誤解していることもあるのでは?私自身、勉強を始めるまではバイセクシュアルを「優柔不断な人」だと思い込んでいました。そんな偏見を乗り越えるためにも、一緒にLGBTQについて学んでいきましょう!
1. LGBTQとは?
LGBTQは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィアの頭文字を取った言葉です。性的指向や性自認などの面で、多数派とは異なるアイデンティティを持つ人々を表す言葉として使われています。Qにはクィアのほかに、クエスチョニング(自分の性のあり方が分からない人)の意味もあります。
2. 性的指向と性自認の違いを理解する
性的指向は、恋愛感情や性的な魅力を感じる対象の性別を指します。異性愛、同性愛、両性愛などがあります。一方、性自認とは、自分の性をどのように認識しているかを表します。体の性と、心の性が一致しない場合、トランスジェンダーと呼ばれることがあります。性的指向と性自認は別物だということを、まずは押さえておきましょう。
3. バイセクシュアル=優柔不断ではない
バイセクシュアルを「優柔不断」「探り合い」などと決めつけるのは大きな誤解です。バイセクシュアルの人々は、男女両方に魅力を感じるというだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。「男女どちらかを選べばいい」というのは、バイセクシュアルの感情を無視した非常に失礼な態度だと言えます。
4. トランスジェンダーと性同一性障害は違う
トランスジェンダーと性同一性障害(Gender Identity Disorder:GID)は、よく混同されがちな言葉です。しかし、トランスジェンダーが自認する性と、体の性が一致しない人全般を指すのに対し、GIDは医学的な診断名。すべてのトランスジェンダーがGIDなわけではありません。言葉の定義をきちんと理解しておくことが大切ですね。
5. 性のあり方は多様
私たちの社会には、男女という2つの性だけでなく、もっと多様な性のあり方が存在しています。Xジェンダーやノンバイナリーのように、男女どちらにも属さない性自認を持つ人もいます。また、性的指向も異性愛だけでなく、同性愛や両性愛、無性愛など様々。性のあり方は十人十色だということを、私たちは心に留めておく必要がありますね。
6. アライは大切な存在
アライとは、LGBTQを支援する立場の人を指す言葉です。家族や友人など身近な存在から、LGBTQの権利拡大に尽力する活動家まで、様々なアライの存在があります。マイノリティの声に耳を傾け、時に代弁者となって発信していくアライの存在は、LGBTQにとってかけがえのないものだと言えるでしょう。
7. 職場でのアウティング問題
職場におけるLGBTQの課題の一つに、アウティング問題があります。アウティングとは、本人の了解なくセクシュアリティをばらすこと。プライバシー侵害であるだけでなく、差別や嫌がらせにつながる危険性もある行為です。カミングアウトするかどうかは本人の判断に委ねられるべき問題。第三者が暴露するのは絶対にNGですね。
8. 同性婚はまだ一部の国に限られている
同性カップルが法的に結婚できる国は、世界的に見てもまだ限られています。同性婚を認めていない国では、同性カップルは結婚に伴う様々な権利を享受できません。病院での面会や財産相続など、異性カップルでは当たり前にできることが、同性カップルには認められていないのが現状なのです。
9. 性に関する偏見や差別は根強い
性の多様性が叫ばれる一方で、性に関する偏見や差別は未だ根強く残っているのが事実です。無自覚のうちに、性的マイノリティに対する差別的言動をしてしまっていることもあるかもしれません。一人一人が自分の意識を問い直し、多様な性のあり方を尊重する意識を持つことが何より大切。そのための第一歩が、正しい知識を身につけることだと私は考えています。
10. もっとオープンに語り合える社会を目指して
これからは、性の多様性について、もっとオープンに語り合える社会を目指していきたいですね。そのためにはまず、一人一人がLGBTQについて正しく理解し、偏見から自由になることが大切。多様な性のあり方を認め合い、誰もが生きやすい社会。そんな世界を実現するために、私たちにできることから始めてみませんか?
いかがでしたか?LGBTQについて理解を深めることは、誰もが自分らしく生きられる社会を作るための第一歩です。女性の皆さん、ぜひこの機会にLGBTQについてもっと学んでみてください。そして、あなたの周りにいるかもしれないLGBTQの仲間に、理解と支援の手を差し伸べてみませんか?一人一人の小さな一歩が、きっと大きな変化を生み出すはずです。
多様な性のあり方を認め合える世の中を目指して、これからも一緒に学び、考えていきましょう!
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